朝一に単勝もしくは複勝で異常＝本来あるべき位置（人気）よりも上昇している馬を狙うのがセオリーになってきます。朝一に異常がある馬はそうでない馬に比べて回収率１５％～２０％以上上昇します。

しかしながら、朝一の単複オッズを見るだけではどの馬が本来あるべき位置（人気）よりも上昇しているかがわかりません。なぜなら、未来の確定オッズがわからないからです。

そこで有効なのが馬連オッズです。単複オッズと比べて、馬連は朝一から投票母数が多く馬連オッズを分析することで確定オッズを予測することが可能です。馬連オッズを使ったオリジナル馬連順位の作成方法に関してはこちらで説明しています。この馬連順位と単複順位を比較することで朝一に異常がある馬を察知することが可能です。

参考までに２０１４年１１月１５日福島４Ｒを例に説明していきます。

このレースで最も目立つのは馬連９位ながら単複順位は２位の6番アドミッション。続いて馬連１０位の4番シゲルヒタチが単勝では５位と大きく順位を上げています。

結果は異常のあった6番アドミッションが3着に、4番シゲルヒタチが1着に入選し３連複は49,180円の高配当になりました。確定オッズでは２番人気－５番人気－７番人気という難しい決着でしたが、朝一では２番人気－３番人気－５番人気という上位５人気での簡単な決着でした。

すべてのレースがこのようにうまく嵌るわけではありませんが朝一オッズが強力な武器になることをご理解頂けるかと思います。